活動の様子
シェルボーン・ムーブメントセラピーのセッションの様子を一部ご紹介します。
ゆりかご腕、脚、体幹で抱きとめ、左右にやさしく揺らすことで子どもはリラックスするでしょう。気持ちを落ち着かせ、互いを和合させる効果があります。 |
揺れ木馬と後方回転左右へのゆりかごの動きから前後に揺らす動きに変えます。脚が宙に浮くほど後方に揺れることは、遊ぶことが楽しいと知っている子どもでさえ笑わせることができます。子どもに自信ができると、子どもがひっくり返るほど後方に大きく揺らして後方回転させることもできます。 |
転がる床面やマットなどで転がることで、子どもに楽しみながら自分の体幹の存在をうえつけることができます。自由で流れるような体重の移動と身体全体の動きを経験します。 |
すべることつるつるした床面をすべらせ自由に流れるような活動体験を楽しみます。左右に揺り動かしながらすべらせることで、身体の中心に柔軟性を養います。 |
トンネル子どもは大人の「トンネル」をくぐることで自発性と自主性を示します。また、「下をとおって」「上へ」「下へ」「向こうへ」「回る」などのことばで表現される活動経験をとおして子どもたちの語彙は増えていきます。楽しんで活動することで、ことばと行動は一緒に経験され、ことばの意味を容易に学習することができます。 |
飛行機子どもが支えてもらい楽しめる活動です。互いに全面的な信頼と自信が必要です。アイコンタクトをとるために最もよい姿勢です。子どもがその体重をパートナーにゆだねるというのは、身をまかせること、すなわち他者と積極的にかかわろうとしていることです。 |
うま子どもは大人の背中にまたがって座ります。子どもがしっかりつかめていれば、大人は子どもを乗せて注意深く前に進むことができます。両腕と両足でつかむことは、子どもが他者と人間関係をもつ準備ができたことを表しています。 |
シーソーパートナーとバランスをとるということは、自由な流れのムーブメントとは逆に、コントロールされた動きが要求されます。これは活動が意志に基づいて行われているということであり、二人での間での集中力と、お互いに相手を「聞く」能力が必要とされます。 |